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三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

「はやぶさ」奇跡の帰還!

「はやぶさ」奇跡の帰還!

宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」が13日夜、
7年に及ぶ旅を終え、地球に帰還しました。

話題になっているので調べてみるとビックリ!

「地球から約3億キロの小惑星「イトカワ」に着陸」

小惑星というので、火星と木星の間にある小惑星帯に
向ったと勝手に想像していたんですが・・・

「約3億キロの小惑星」って書いてあるけど・・・
それはもともと、「はやぶさ」のミッションがうまくいった
場合の往復6億キロを半分にしただけで、
(実際はその10倍の60億キロを航行)
地球から「3億キロ」に「イトカワ」が浮いているわけではない。

地球と同じように太陽の周りを廻りながら「イトカワ」は
火星の外側から地球の内側にも入って来ます。

軌道だけ見ると意外に近い?

ちなみに、地球に衝突する可能性も指摘されている星。

私の大雑把な計算によると、地球からの距離は

0(最小)~4億7千万キロ(最大)/(理論値)

地球に近づいてくるので、一番近づいた時に、
行って帰ってくればうまく行きそうなものですが・・・

そうはイカンザキ!

「イトカワ」は速度が25、37km/s 
時速だと9万キロ超。
マッハ74.6!速いです。

火星が24,13 km/sですから、火星に探査機を
送るようなものですか?

一方の「はやぶさ」の速度はその半分くらい?(推定)

超高速で飛ぶ「イトカワ」にその半分程度の速度で近づく
「はやぶさ」ならぬ「のろぶさ?」

行き過ぎたら、もう追いつかない。
そのまま宇宙のはてへと飛ぶ?ということはありません。

しかし、永遠に、太陽系の周りを廻る「人工惑星」と
なってしまいます。

そんなもの、ちゃんと計算すればいいのだ!と思っているあなた

その考えが死を招く!

地球から「イトカワ」に「はやぶさ」を送る。
というような三つの力が作用しあうもんだいは「三体問題」
と呼ばれ実は解けない問題!

コンピュータで近似値を求めるしかないのです。

どうです。
送るだけでも大変でしょう。

しかも「イトカワ」の直径は330メートルと小さい!

火星のような、大きな星ならその近くまで行ったなら、その重力で
取り込まれますが、(ただし再脱出は重力のため難しい)その期待が
出来ないだけ難しいですね。

ただ、それだけ速度差があるものをどうやって、
軟着陸させたのか?

ご存知の方教えてください。

更に、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも

「こんなこともあろうかと」

載せた技術でそれを克服していきますが・・・

そもそも、宇宙へ送るには重量が少し増えただけでも大変。
出来るだけ無駄を省いて単純化するのが常道ですが・・・

たった510キロのシステムにトラブルを想定して
あれほど複雑なメカを載せるとは!

さらに多分使用されていないシステムがもっとあるはずでは?

すごい、すごすぎる!
日本の宇宙技術!

民主党にいいたい。

スーパーコンピューターは一番でないと意味がないのだ!

「子供手当て」や「鳩山イニシアチブ」などの
海外バラマキをやめて、日本の科学技術にお金をかけてくれ!

最終更新日 2010年06月14日


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